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親知らずが原因で後戻りしてしまった、どうしたらいいの?

更新日:2020年6月21日

矯正で歯並びを綺麗にしたのに、後から親知らずが生えてきてしまったことによって、また歯並びが変わってしまうというケースは少なくありません

こういった矯正後に歯列が元に戻ってしまうことを「後戻り」と言います。

親知らずがいつどのように生えてくるかは予想することができませんし、個人差があります。

もし親知らずが生えてしまい、後戻りした場合はどうすればいいのでしょうか?



矯正治療前に抜歯をする


親知らずが生えてくるのは10代後半から20代と言われていますが、実際には人によって生えてくる年齢や生え方は異なります。

親知らずが綺麗に生えてきている場合であれば抜歯の必要はありませんが、矯正治療を行う場合は、親しらずが奥にあることで歯が動かない可能性があるので抜歯をすることが多くなっています。

抜歯しなければ矯正して綺麗になった歯並びも、再び崩れてしまうこともあるのです。

そのため、矯正治療前に親知らずが確認できる場合には、抜歯の検討が必要となります。


矯正後に親知らずが生えて後戻りした場合


矯正治療を終えてから親知らずが生えてきてしまったという場合には、親知らずが生えるための押す力によって矯正によって綺麗になっていた歯並びが動かされてしまいます。

もし親知らずが原因で後戻りをしてしまったら、まずは親知らずを抜歯すべきかどうか歯科医院にて相談が必要です。

その後、再矯正を行うことで綺麗な歯並びへ戻すことができます。


再矯正治療にはマウスピース矯正がおすすめ


再矯正治療は、以前の矯正よりも短期間かつ低価格で目立ちにくいものを求める人が多いものです。

そのため、親しらずが原因で後戻りしてしまった場合の再矯正治療では、まず最初にマウスピース矯正が選ばれることが多くなっています。

一度長期間にわたり矯正を行った場合には、マウスピース矯正が再矯正におすすめです。

透明のマウスピースなので装着していても目立ちにくく、ワイヤー矯正よりも短期間で矯正を終えることができます。

また、費用面でも30万円~可能なので、初回の矯正よりも費用を抑えることができるのも魅力といえるでしょう。



親知らずで後戻りしたらインビザライン


親知らずが原因で歯列が後戻りしてしまっても、再矯正であればマウスピースで手軽に目立ちにくい矯正が可能です。

インビザラインなら通院回数も減らすことができるので、より手軽な矯正になるでしょう。

もちろんどういった矯正が適しているかは歯の状況によって異なりますので、まずは歯科医に相談してください。


執筆 てらしま歯科 スタッフ


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