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矯正中は歯が痛い?ずっと痛みは続くのかなと不安な方へ

更新日:2020年6月22日

矯正には興味があるし、矯正をやってみたいけど、痛いのは嫌だなぁ・・と悩んでおられる方は、たくさんいらっしゃると思います。残念ながら全く違和感なく痛みなく歯を動かすことはできません。しかし、痛みを矯正期間中ずっと感じるのか?といわれるとそうではあ

りません。個人差はありますがどのような痛みがあるのかご説明いたします。



大きくわけて2種類の痛みがあります。

まずは、矯正治療が進み歯が動いていくことによって感じる痛みです。この種類の痛みは主に食べ物を噛んだり、歯を食いしばった時に生じることが多いです。子供のころに乳歯がぐらぐらして食べ物を噛んだ時に痛いというようなむず痒いような、そんな経験をしたことはありませんか?その痛みに似ていると感じられる方が多いようです。

もうひとつは、矯正装置そのものが頬の内側にこすれたり、舌とこすれたときに生じる痛みといわれています。こちらは想像しやすいかと思います。

また、口内炎が出来てしまう方もいらっしゃいます。矯正装置の接触を防ぐ保護材料を着けるなどの対応が出来ますので歯科医に相談して下さいね。

痛みはずっと続くわけではありません。安心して下さいね、慣れとはすごいものですよ。

矯正治療が始まると原則月1回の来院になります。来院時に装置を調節するため、痛みが生じることがあります。痛みは治療後2・3日をピークにして徐々に治まることが多いといわれています。痛みの感じ方には個人差があり、全く痛くなかったという方もいらっしゃれば痛かったかったと意見は様々ですが、毎回治療の度に痛くなるわけではありませんのでご安心をいただければと思います。


子供の方が痛みへの順応が早く治療も楽って本当??

答えはYESです。子供は成長発育をしていますので上下のあごの骨のバランスを整えやすく、あごの骨やその他の発達に及ぼすような症例は子供の時に歯科矯正開始したほうが良い場合があります。また痛みの感じ方・順応性についても子供の方が楽に感じることが多いようです。 子供の時から歯科矯正を始めると定期的にお口の管理をするため、虫歯や歯周病の歯科疾患の予防についての知識も身についていきますので良いでしょう。



全く痛みのない歯科矯正はありません

ですが、何度も申し上げました通りずっと続くことはありませんので、歯科医に相談しながら慣れていくことを目指しましょう。また、治療が進み歯が動く痛みは美しい歯に近づいている証なので気を落とさずに頑張りましょう!

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