「乳歯の虫歯はどうせ抜けるから放っておいていいの?」
「乳歯の虫歯を放っておいたときのデメリットってなんだろう?」
「子供が歯科医院での虫歯治療を嫌がって困る」と考えていませんか。
本記事では、下記の内容を解説します。
■もくじ
1. 乳歯の虫歯はどうせ抜けるから放っておいていいの?
2. 乳歯の虫歯を放っておいたときのデメリット
2-1 永久歯がきれいに生えない
2-2 偏食になってしまう
3. 子供が歯科医院での虫歯治療を嫌がらないためにできること
4. まとめ
■1. 乳歯の虫歯はどうせ抜けるから放っておいていいの?
乳歯の虫歯は放っておいてはいけません。
どうせ抜け落ちるし永久歯を大事にすれば良いのでは、と思う方は多いですが下記に解説する計り知れないほどのデメリットが存在します。
■2. 乳歯の虫歯を放っておいたときのデメリット
2-1 永久歯がきれいに生えない
虫歯で歯が痛いと食事の時にきちんと噛むことができず、噛む回数も減ってしまいます。
そうなるとあごの発達が遅れるので、永久歯がきれいに生えそろわなくなります。
虫歯が進みすぎて永久歯になる、おおもとを傷つけると永久歯の色が変わることや、歯の形が崩れて生えてくる可能性もありますので、虫歯の放置はしないようにしましょう。
2-2 偏食になってしまう
虫歯により乳歯に痛みがあると噛む回数も減り、かたいものがきちんと噛めません。
やわらかい食べ物ばかりを選ぶようになり、偏食になってしまいます。
偏食になることで成長期に必要な栄養素をきちんと取れないといったことにもつながります。
■3. 子供が歯科医院での虫歯治療を嫌がらないためにできること
理想は虫歯になる前の予防の段階で歯科医院にきてもらうことです。
虫歯になっていなければ、検診やフッ素をぬるだけだったりするので、歯を削らず痛い思いをすることがありません。歯科医院とは痛くて怖いところというイメージも少なくなるでしょう。
下記では虫歯になってしまったことを想定した解説になります。
3-1 子供と治療する内容をあらかじめ決めておかない
子供を歯科医院につれていくために「歯を削らず、見てもらうだけだよ」等と言って治療内容を決めておかないようにしましょう。
歯科医が見て虫歯の治療が必要となった場合に、子供からすれば「だまされた」と感じるでしょう。
ますます歯科医院に対するイメージは悪くなります。
3-2 歯医者を脅し文句につかわない
日々の歯磨きをさせるために「歯磨きをしないと虫歯ができて歯医者で削って痛いよ」等と言って怖がらせるのはオススメできません。歯科医院とは痛くて怖いことをする場所というイメージが、より一層強くなってしまいますので、治療を嫌がる原因になります。
■4. まとめ
乳歯でも虫歯があれば放っておいてはいけません。
様々なデメリットがありますので、きちんと予防していき、たとえ虫歯になって治療が必要になったとしても、スムーズに歯科医院に通えるように嫌なイメージをもたせないような配慮をしていきましょう。
てらしま歯科
愛知県稲沢市緑町4-9-1
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