このままでは子どもの歯並びが悪くなってしまうのではと心配して、歯列矯正を考える保護者の方は多いでしょう。
歯並びは放っておいても治るものではありません。
しかし、歯列矯正では歯を抜かなくてはいけないのではないかという不安があると思います。
出来れば歯を抜かずに、子どもに負担の少ない方法で矯正を進めたいと考えるものです。
そこで、おすすめしたいのが『マウスピース型小児矯正装置』です。
子どもの矯正では歯をなるべく抜かない
大人の矯正では、歯を抜いてから矯正をするイメージがあると思います。
これは、大人は成長期が終わってしまい骨格も形成されているので、抜歯をしなくては歯を動かせないようなケースもあるからです。
しかし子どもの矯正治療では、これから成長によって顎の形成や、歯の生え変わりを利用して歯を抜かずに綺麗な歯並びに導ける可能性が高いのです。
そのため、子どもの矯正ではなるべく歯を抜かないようにして歯列矯正を進めます。
マウスピース型小児矯正装置とは
歯列矯正というとワイヤー装置を用いたブラケット矯正を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、最近ではマウスピース型小児矯正装置が用いられるようになっています。
マウスピースになった矯正装置をはめるのですが、ワイヤーと違う点は取外しが自由にできるという点です。
もちろん規定時間の着用をしなければ矯正の効果が得られませんが、食事や歯磨きの際に装置を外せるため、普段通りの食事やケアが可能となります。
しかも、矯正の痛みも少ないことからお子様への負担を軽減することが出来るのです。
小児矯正の治療目的
マウスピース型小児矯正装置は小さなお子様から矯正が可能ですが、大人とは矯正を行う目的が異なります。
大人の矯正の場合は、既に形成された骨格と歯で矯正しなくてはならないため、歯を抜くなどしてスペースを作って歯を動かしていきます。
しかし、小児の場合はまだ骨や歯は形成されていません。
一期治療と呼ばれる6歳~小学生の乳歯の時期となり、永久歯が揃っていないため、顎の成長バランスを整えるための矯正を行います。
これによって、出来る限り歯を抜かずに綺麗な歯列になるように導くのです。
マウスピース型小児矯正で効果的に矯正を!
まだ乳歯から永久歯に生え変わる時期だからこそ、歯を抜くことなく効果的に矯正を行うことができます。
いち早く矯正を始めることで、将来歯並びが悪くなることや、誤った骨格に成長することを予防することができるのです。
マウスピース矯正であれば、お子様への負担やストレスも少ない矯正方法になるのでご検討ください。
執筆 てらしま歯科 寺嶋純一
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