マウスピース矯正であるインビザライン治療は、最初に2週間ごとに交換するマウスピース全てを一度に作ります。
そして、治療計画に基づいて進められるので、治療終了期間の見通しをたてやすいのがメリットと言えます。
しかも、他の矯正方法に比べると早く歯列矯正も終えられる矯正手段です。
しかし、インビザライン治療は計画通りに進まなければ、治療期間は長引いてしまいます。
そこで、治療を早く終わらせるために押さえておきたい4つの方法をご紹介します。
ポイント①:装着期間をきっちり守る
インビザラインはマウスピースになっているので、自身で取り外すことができます。
そのため、食事中や歯磨きの際には取り外すことになります。
しかし、取り外している時間が長くなってしまうと、その間効果が得られません。
1日20時間以上の装着が推奨されているため、食事や歯磨き以外では基本的に装着している必要があるのです。
装着を長時間忘れてしまわないように注意しましょう。
また、決められた期間で装置を交換することが大切なので、自分で勝手に装置の順番を変えたり早めると正しく矯正されません。
つまり、食事と歯磨きの時以外はずっと装着する気持ちで管理してください。
ポイント②:綺麗にブラッシングする
マウスピース取外しができるので、歯磨きの際には取り外して普段通りのブラッシングが可能です。
しかし、歯垢を溜まったままにしておくと、虫歯や歯周病を引き起こしやすくなってしまいます。
歯列矯正中であっても虫歯などの治療が優先になってしまうので、矯正を中断することになってしまうのです。
そうすると、予定している期間よりも矯正期間が長引いてしまうことになります。
早めに矯正を終えるためにも、丁寧なブラッシングを心掛けましょう。
ポイント③:生活習慣や癖の見直し
頬杖をついたり、歯を舌で押すような癖は、歯並びに影響を与えています。
歯列矯正期間中もその癖が改善されなければ、歯並びに悪影響を与える可能性があるのです。
舌の癖や頬杖など歯列に関係するような癖を改善することで、治療期間を短くすることへと繋がります。
また、マウスピースで歯を動かしていくには、歯の周りの組織の新陳代謝が活発でなければなりません。
新陳代謝を高めるには規則正しいや食生活、睡眠といった生活習慣の改善が必要です。
新陳代謝を活発にして歯列矯正の効果が最大限得られれば、治療も早く終えることができます。
歯列に影響を与える悪い癖を見直すと共に、生活習慣の見直しも行いましょう。
ポイント④:アライナーチューイー【チューイングシート】を活用する
マウスピースを着用するので、どうしてもしっかりと歯に装着できていなかったり、汚れがついているとかズレているという状況になることも多いです。
自分なりにきちんとしているつもりでも、微妙なズレはあるものだといえます。
そこで、活用して欲しいのはアライナーチューイーと呼ばれるシリコン状の小さな柔らかいシートで、マウスピースを装着した状態で噛むと自然にマウスピースが歯の状態にフィットさせられるという優れものなんです。
小さな部分かもしれませんが、このこまめさが治療期間を短くする方法だと言えるので使ってみてください。
⇒アライナーチューイー
インビザラインは自身の管理が重要
インビザラインによる矯正は周囲に矯正していることが分かりにくく、ワイヤー矯正よりも食べ物の制限や痛みが少ないというメリットがあります。
その反面、装着に関しては自身で管理しなくては計画通りに矯正することができません。
そのため、歯科医の指示に従い、協力的に決められたことを守ることが大切です。
そうすれば、矯正期間は長引くことなく予定通り早く終えることに繋がるでしょう。
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当院のインビザライン症例です。下の歯の叢生(がたつき)を主訴に来院しました。
数か月の矯正期間で、下の歯並びがすっかりきれいに並びました。
※患者様の同意を得て掲載しています。
まとめ
インビザラインで歯科矯正をした場合、治療期間を短くする方法をご紹介しました。
ワイヤー治療に比べて、非常に利用する人の負担が少なくて済むので最近では選択する人の多い治療方法です。
治療期間を短くすることもできるので、方法をよく理解して、納得のできる歯科矯正治療を行いましょう。
執筆 てらしま歯科 スタッフ
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