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【いますぐシェア】糖尿病と歯周病の関係性って何?

  • 執筆者の写真: 歯のまとめBLOG(^^♪
    歯のまとめBLOG(^^♪
  • 2020年6月22日
  • 読了時間: 4分

糖尿病と歯周病の関係性って何があるんだろう。

糖尿病や歯周病についてだけではなく、あわせて歯周病を治療した場合に糖尿病に与える影響も知りたいと考えていませんか。

本記事では、下記の内容を解説します。

■もくじ

1. 糖尿病と歯周病の関係性

1-1 糖尿病だと歯周病が悪化しやすい

1-2 歯周病だと糖尿病が悪化しやすい

1-3 生活習慣病

2. 糖尿病とは?

3. 歯周病とは?

4. 歯周病を治療した場合に糖尿病に与える影響

5.  まとめ

1. 糖尿病と歯周病の関係性


1. 糖尿病と歯周病の関係性

糖尿病と歯周病には深い相関関係があります。

順番に解説していきます。

1-1 糖尿病だと歯周病が悪化しやすい

糖尿病は血糖値が高い状態が続きますので、口の中でも健康な方と比べて変化がおきます。それは、白血球の働きが落ちたり、糖が大好きな歯周病菌が増えたり、だ液の量が減ってしまったり、歯茎の治る力が衰えたりすることで歯周病菌が大量に発生しやすい状態になりますし、歯周病菌に対しての抵抗力も落ちてしまいます。

結果的に歯周病になりやすく、かつ完治しにくく悪化しやすい傾向にあります。

詳しくは後述しますが、糖尿病の1型や2型に関係なく悪影響を与えることがわかっています。

1-2 歯周病だと糖尿病が悪化しやすい

歯周病が進んだ場合だと、口の中では健康な方と比べて変化が起きています。

たとえば、炎症が起きていたり、歯周病菌が作り出す毒素が増えています。

すると、炎症に関わる物質や歯周病菌の毒素が血管を通じて全身にめぐって行くことになり、インスリンの働きが悪くなってしまうので、結果的に糖尿病が悪化しやすい状態になります。

1-3 生活習慣病

糖尿病も歯周病もいわゆる生活習慣病です。

生活習慣病というのは、運動や喫煙、飲酒や食事などの生活習慣が引き金になって起こる病気です。

生活習慣というぐらいですから、1日2日の短い期間ではなく、長年の悪い習慣の積み重ねが原因ですので、生活習慣病を防ぐためには、悪い習慣を良い習慣に変化させる必要があります。

2. 糖尿病とは?


2. 糖尿病とは?

糖尿病は高血糖の状態が続いている病気です。

糖尿病は1型と2型に分かれています。

1型糖尿病は、すい臓から分泌される、血糖を下げる効果のあるインスリンというホルモンが分泌されなくなることによって高血糖状態が続いている場合です。

比較的若い年代の方に増えています。

2型糖尿病は、インスリンの分泌が減ってしまったり、細胞に対してインスリンの効き目が悪くなることによって血糖が適切に細胞へ取り込まれなくなるので高血糖が続いてしまいます。

日本人の糖尿病患者の9割以上は、運動不足や食生活の乱れが原因の2型糖尿病だといわれています。

糖尿病が進行していくと、腎臓や網膜、神経に悪影響を及ぼしていきます。

3. 歯周病とは?


3. 歯周病とは?

歯周病は歯周病菌がきっかけになってかかる病気のことです。

歯肉に炎症が起こり始める歯肉炎が進むと、歯の支えになっている骨を溶かしていく歯周炎につながっていきます。

歯肉炎と歯周炎の状態を歯周病といいますが、進行していくと最悪の場合歯が抜けていきますし、歯周病菌の作り出す毒が血液にのって全身にいくことで、さまざまな悪影響があります。

歯周病の原因は歯周病菌だけではなくプラスして、ストレスや不十分な歯磨き、喫煙などの環境面や、加齢や歯並び、抵抗力の低下などの身体的な状況、さらには食いしばりや歯ぎしりなどの噛み合わせにも関係しています。

特に、食いしばりは歯周病だけではなく、虫歯にも関係しています。

詳細はこちらの、【完全網羅】食いしばりのデメリットや治療方法とは?の記事を参照してみてください。

歯周病について大事なのは、歯周病自体を予防することはもちろん、初期の歯肉炎の段階で完治させることです。

詳しくは、歯肉炎の治し方や予防方法を記載したこちらの【間違っていませんか?】歯肉炎の治し方と予防方法、の記事を参考にしてみてください。

4. 歯周病を治療した場合に糖尿病に与える影響


4. 歯周病を治療した場合に糖尿病に与える影響

糖尿病の検査指標としてヘモグロビンA1C(えーわんしー)があります。

歯周病を治療した場合に、このヘモグロビンA1Cの値を0.4%程度下げることができるといわれています。

これは糖尿病の治療薬1つ分という意見もあります。

糖尿病の手帳にも歯科を受診した記録を載せることが出来るようになったため、今後ますます医科と歯科の連携がとれる状況になってくるでしょう。

5. まとめ


5.  まとめ

糖尿病と歯周病の関係性は主に3点あり、糖尿病だと歯周病が悪化しやすい、歯周病だと糖尿病が悪化しやすい、生活習慣病等が挙げられます。

糖尿病とは、高血糖の状態が続いている病気であり、歯周病とは歯周病菌による歯茎への障害が起きている病気です。

歯周病を治療した場合に糖尿病に与える影響としては、長期的な血糖の改善が見込めます。

糖尿病や歯周病を予防したり、状態を良い方向にもっていくためには双方の治療を同時に行うことが望まれます。

気がかりな点があれば、主治医に相談してみると良いでしょう。

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