乳歯と永久歯について
乳歯は子ども歯で、成長するにつれて生え変わるのが永久歯です。子ども歯を見た時に虫歯になっている歯が乳歯か永久歯か分からない時に、ご家庭でも乳歯と永久歯を見分ける方法を紹介します。
今回紹介する方法でも乳歯と永久歯が見分けられなければ、歯医者に行きましょう。
乳歯とは
乳歯は子どもの頃に生えてくる歯です。だいたい生後半年頃から生え始めて、3歳頃には生えそろいます。乳歯の歯は薄く、むし歯に弱いです。乳歯がむし歯になると、すぐに大きな穴が開きます。乳歯のむし歯を放っておくと、むし歯が悪化しやすいので、早めの治療がおすすめです。
◆乳歯の見た目
永久歯に比べて乳歯は小さいです。永久歯は上の歯と下の歯、合わせて全部で20本あります。乳歯は隣の歯と距離があり、すきっ歯のように見えますが、永久歯が生えるために必要なスペースです。
乳歯と乳歯の間がつまっていると、永久歯の歯並びが悪くなります。
◆乳歯の色
乳歯の色は乳白色をしているので、むし歯になるとすごく目立ちます。むし歯になりやすい乳歯では、むし歯にならないようにすることが大切です。むし歯にならないためには歯医者でのフッ素塗布と、家庭でのフッ素洗口が効果的です。生えてきた可愛い乳歯をむし歯から守りましょう。
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永久歯とは
6歳頃に最初に永久歯が生え始めて、乳歯は永久歯に生え変わります。ただし永久歯は生え変わりません。永久歯がむし歯になってもむし歯の進むスピードはゆっくりですが、放っておいても良くなることはありません。老人になっても使う歯ですので、大切にしましょう。
◆永久歯の見た目
永久歯は乳歯に比べると大きいです。永久歯は上の歯と下の歯、親知らずを合わせると全部で32本あります。永久歯では歯並びが悪いと矯正が必要です。歯の生え変わりの時に永久歯が無い場合や、永久歯がない乳歯のままの場合もありますが、焦らずに歯医者に行って相談しましょう。
◆永久歯の色
乳歯に比べると永久歯は黄色くみえますが、永久歯が生えそろうと気にならなくなります。煙草を吸っていると歯が黄色くなりやすいので、ヤニの掃除やグリーニングを受けるのがおすすめです。煙草を吸っていなくても歯の黄ばみが気になる人は、ホワイトニングという手もあります。
まとめ
乳歯の時にむし歯になりやすい人は、永久歯になってもむし歯になりやすいので、乳歯のうちからしっかり歯磨きをしてむし歯になるリスクを下げましょう。急に子どもの口の中を見ても永久歯と乳歯の違いは分かりにくいです。毎日の仕上げ磨きで子どもの歯を確認しましょう。
てらしま歯科
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