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コップに入った歯ブラシ

歯周病治療

gum disease

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口腔がん検診
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日本人80%以上が歯周病です

歯石と歯垢がたまり、歯槽骨で歯が支えられずグラグラに

「歯周病は自分とは無縁」なんて思っている方も!

[ 8つの歯周病チェック ]

朝起きたとき、口の中がネバネバする。

歯を磨いた時に血が出る。

口臭が気になる。

歯と歯の間に食べ物などが詰まりやすい。

以前に比べて歯が長くなったような気がする。

(歯茎が下がったように見える)

歯がグラグラする。浮いているような気がする。

歯茎が赤く腫れたり、膿が出る。

硬いものを噛むと痛んだり、噛みにくい。

一つでも当てはまる方は、

ぜひ一度歯科医院へお越しください!

​歯周病治療の流れ

歯周病の原因となる歯垢や歯石を、専用の器具を用いて除去(スケーリング・ルートプレーニング)する治療です。進行した重度の歯周病には手術が必要な場合もあります。
お口の環境を改善した後は、再び歯周病にならないように、毎日のケアや定期検診に通うなど、日々の予防が大切です。

歯周病の進行度に応じた3つの治療法

患者様の歯周病の度合い(軽度・中程度・重度)に合わせて、異なった治療を行います。

歯周病の進行のイラスト

1

軽度の歯周病治療(セルフケアと歯石取り)

歯周病の症状が軽い場合(歯肉炎・軽度歯周炎)は、患者様の正しい歯磨きによるセルフケアと歯石取りで治療が完了します。

歯石は表面はザラザラしており、汚れがつきやすく、歯周病の進行を早めてしまいます。

歯石を除去し、汚れをためないようにして歯周病の進行を食い止めましょう。

軽度の歯周病の場合の治療方法

・歯周病の原因である汚れが取れる歯磨きの方法を指導します。

・汚れがつきやすい歯石を取り除きます。

①専門の機械とブラシやラバーカップを使用し、専用の研磨ペーストで歯の汚れを取り除きます。

歯の汚れを取っているイラスト

②歯にこびりついた歯石を、超音波で取れやすい状態にして除去します。

歯石を取っているイラスト

1回歯石を取っても、3ヶ月ほどで再び歯石ができてしまいますので、定期的なメインテナンスが大切です。

2

中程度の歯周病治療(セルフケアと歯ぐきの歯石取り)

中程度の歯周病では、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が破壊され、歯と歯茎の溝(歯周ポケット)が深くなってしまいます。

この深くなった歯周ポケットに歯石がついてしまうので、歯石を取るのが難しくなります。

 

歯周病の症状が中程度の場合(中等度歯周炎)には、患者様の正しい歯磨きによるセルフケアと歯ぐきの下にこびりついた歯石取りで、治療が完了します。

中程度の歯周病の場合の治療方法

・歯周病の原因である汚れが取れる歯磨きの方法を指導します。
・歯ぐきの下にこびりついた歯石を慎重に取り除きます。

①歯ぐきの下にこびりついた歯石は直接見ることができないので、指先の感覚で歯石を探し当て、慎重に取り除きます。

歯石をとる器具

②スケーラーといわれる器具を使いますが、きちんと技術を習得した歯科医師や歯科衛生士でないと取り扱いが難しい器具の一つです。

歯石を取っているイラスト

145分程度の治療を4回程度に分けて行います。
1回歯石を取っても、3ヶ月ほどすれば再度ついてしまいますので、定期的なメインテナンスが重要となります。

3

重度の歯周病治療(フラップオペと歯周組織再生療法)

歯周病が重度になると、歯を支えていた歯槽骨(しそうこつ)が完全に破壊され歯がぐらぐらしたり、うずきだします。

この状態になると、ただ歯石を削る程度の治療では回復が難しくなります。そのため、以下のような治療を行います。

     ・フラップオペ:歯ぐきを開いてから歯石を取り除く治療法

     ・エムドゲイン:失われてしまった歯ぐきや骨を再生させる治療法

ただし、エムドゲインは保険適用外の治療のため、保険治療を希望される方にはフラップオペのみの治療を行います。

重度歯周病の場合の治療1:フラップオペ

・歯ぐきを開いてから歯石を取り除く治療法です。

重度の歯周病の場合、歯の根っこの深いところまで歯石がこびりついてしまいます。

そこで歯茎に部分麻酔をかけ、フラップオペで根っこの表面にこびりついた歯石を目で見ながら完璧に取り除く必要があります。

歯石を取り除いたら、歯茎の形を整え綺麗に縫合します。

治療後に、多少の痛みや腫れが出ることもありますが、生活に支障が出るほどではありません。ただし、しばらくの間は傷口に触れないように食事を取る時は特に気をつけていただきます。

約2週間ほどで、専用の超ソフト歯ブラシでブラッシングができるようになります。

重度歯周病の場合の治療2歯周組織再生療法(エムドゲイン)

・すでに失われてしまった歯ぐきや骨を再生させる治療法です。

骨の形が変形し、複雑化した重度歯周病の場合には、フラップオペで歯茎を開いた時にエムドゲインという再生療法の薬を注入する必要があります。

エムドゲインによって、すでに失われてしまった歯ぐきや骨を再生させ、重度歯周病の患者様でもかなりの回復が期待できます。

高い技術と豊富な経験が求められるため、一般的な歯科医院ではあまり行われていません。

当院ではエムドゲインが厚生労働省によって認可された当初から治療を開始し、既に10年以上の経験があります。これまでの治療では、歯周ポケットの深さが6-7割改善するという結果を得ており、重度歯周病の患者様に喜ばれる治療の一つです。

新しい歯周組織再生治療「リグロス治療」を導入しました。

詳しくはこちらのページをご確認ください。

歯根が露出してお悩みの方に「根面被覆術」とは?

​歯根の露出は治療可能です

・歯の根っこが露出してしまい、諦めていませんか?

歯根の露出を放置すると、どうなるか。

歯根は脆弱な部分で、象牙質が露出することで知覚過敏や虫歯が進行しやすくなります。

また、歯肉退縮が進行している歯は原因があって退縮しているため、10

​年後はもっと進行している可能性があります。

根面被覆術には保険適応がありませんので、すべて自費扱いになります。

費用は歯1本につき3万円です。

根面被覆術には

①現状の歯ぐきを引き上げる

②上あごから歯ぐきを移植する

③歯ぐきの移植に追加で再生医薬材をいれる

の3種類があります。③番のみ薬剤代金3万円が別途かかります。

​歯ぐきが下がってお悩みのかた、気になる方一度ご相談くださいませ。

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